用語集

あれこれ
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歯列矯正を始めてから出会った用語をまとめてみました。
情報は古くなることもあるので 参考程度にどうぞ~


※より正確さを求める方は ご自身でググってみてくださいね!

iTero(アイテロ)

スティック状のカメラで口腔内をスキャニングできる装置です。精密で正確な歯型データが3D画像として即時に採取できます。治療完了後のイメージや歯並びの変化のシミュレーションを見ることができることも大きな利点です。インビザラインを開発したアメリカのアライン・テクノロジー社製。

アタッチメント

樹脂(コンポジットレジン)でできている小さな突起。歯に直接接着します。
アライナーをしっかり固定させたり 歯の動きを助ける役割があります。
治療計画によって形状や設置の位置が決まります。
アタッチメントなしのマウスピース矯正は 予測実現性が低いとされています。

アライナー

透明のマウスピース型矯正装置のこと。インビザラインのアライナーは1枚につき歯の移動が最大0.25mm。ワイヤー矯正と違って徐々に動かしていくため感じる痛みが少ないです。

Eライン

エステティックラインといわれ 鼻の先端から顎の先端までを直線で結んだ線のこと。
横顔の美しさの指標のひとつで 唇がラインより内側かライン上に位置していると美しい横顔といわれています。

エラスティックゴム

顎間ゴムともいわれます。直径が5mm前後の小さな医療用の輪ゴムで 噛み合わせを改善したり 反作用の力を抑える働きがあります。シリコン素材のものもあります。

遠心移動(えんしんいどう)

歯を奥(喉側)に送ることを遠心移動といいます。
奥に順番に移動させることにより歯を収めるためのスペースを作り出します。
遠心移動できる距離には個人差があります。

オーバージェット

上下の前歯を噛み合わせた時の 上の前歯の先端から下の前歯の表面までの距離のこと。
この距離が大きいと上顎前突(出っ歯)になります。

オーバーバイト

上下の前歯を噛み合わせた時の 前歯の重なり具合のこと。
上前歯の重なりが深いと過蓋咬合(ディープバイト)
重ならない場合は開口(オープンバイト)といいます。

過蓋咬合(かがいこうごう)

上下の前歯を噛み合わせた時 下の前歯が2ミリほど隠れるくらいが正常の噛み合わせとされます。
噛みあわせが深い(過蓋咬合)ことで奥歯に過度な負担がかかり 奥歯がすり減ったり欠けたり割れたりしやすくなります。(ディープバイト)

臼歯(きゅうし)

犬歯より後ろにある食べ物をすりつぶすための歯。上下左右4本ずつあります。
歯列矯正において抜歯が必要な場合 4番の第一小臼歯を抜くことが多いです。

近心移動(きんしんいどう)

遠心移動の逆で 歯を前(唇側)に送ることを近心移動といいます。

口角(こうかく)

唇の両端部分。出っ歯や口ゴボの場合口角が下がって見えがちです。
口角が左右対称に斜めに上がっている笑顔が理想的です。

咬合(こうごう)

噛み合わせのことをいいます。

咬耗(こうもう)

食事や歯ぎしり食いしばりなどで歯がすり減ってしまうこと。

骨隆起(こつりゅうき)

強い力がかかりすぎることによって骨が異常増殖し 盛りあがってしまったもの。
できる場所によって下顎隆起(かがくりゅうき)口蓋隆起(こうがいりゅうき)歯槽隆起(しそうりゅうき)があります。
放置しても問題ありませんが 入れ歯などと干渉する場合 手術が必要となります。 

歯周ポケット(ししゅうぽけっと)

歯と歯茎の境目の溝。通常1~2mm程度とされています。
磨き残しや間違ったブラッシングなどが原因で歯肉溝に歯垢がたまり 細菌によって歯ぐきが炎症を起こすと 溝がだんだんと深くなっていきます。
※歯列矯正中は3mmまでを正常値としているそうです

歯肉退縮(しにくたいしゅく)

歯の周りの組織が減り歯茎が下がったりやせたりすること。
歯周病や加齢・歯列矯正などの原因があります。
本来埋まっている部分が露出するため歯が長く見えたり しみたりします。
一度失った組織は自然に戻ることはありません。

スピーの湾曲(すぴーのわんきょく)

下顎の歯列を横から見たとき、上に向かって反り上がった曲線のこと。

スマイルライン

笑った時の上の歯の先端をむすぶ緩やかなカーブは下唇の曲線に近いとよいとされています。
歯列がきれいにならんでも 歯の形によっては美しい曲線にならないことも。

叢生(そうせい)

口腔内に歯が並ぶスペースがないため歯が重なり合ってはえてしまう 凸凹している歯並びのこと。
乱杭歯(らんぐいば)ともいいます。
歯と歯の間をきれいに磨くことがむずかしく 歯垢が溜まりやすいと虫歯や歯周病のリスクが上がります。

唾液(だえき)

唾液は一日に1ℓ以上も分泌されます。
食べ物の消化を助ける働きのほか 口腔内を洗い流す自浄作用や 水分量を調節したりPhバランスを整えたりと大事な役割をはたしています。

知覚過敏(ちかくかびん)

虫歯ではないのに歯が痛んだり 風があたるだけでも歯がしみることがあります。
歯周病などで歯茎が下がって象牙質が露出すると刺激が知覚過敏として症状にあらわれます。

智歯(ちし)

親知らず。前歯から数えて8番目の歯です。第三大臼歯ともいいます。

チューイー

マウスピース矯正において 噛んで歯にフィットさせるための補助道具。
シリコン製でロール状になっていて フレーバー付きのものもあります。
チューイーは必要以上に嚙みすぎてもアライナーを変形させたり 顎関節を痛めたりします。
※噛むことでアライナーのアンフィットを改善できるわけではないそうです。

ディープバイト

過蓋咬合のこと。嚙み合わせが深く 下の前歯がほとんど見えていない状態の噛み合わせ。
噛み合わせが深いと下の前歯で上の顎を傷つけてしまうことも。

バイオフィルム

粘性のある細菌膜のこと。細菌や微生物が増殖し粘性のある物質を生成します。
歯や歯周ポケットにべったりと付着し歯周病や虫歯を悪化させます。

バイトランプ

アライナーの上顎前歯の裏側についている突起のこと。過蓋咬合の治療に必要な仕様です。
奥歯を挺出(骨から引っ張り出す)前歯を圧下(骨の中に押し込む)する際に 噛みしめるくせがあると奥歯の動きを妨げるため バイトランプが奥歯を浮かせる役割をします。

歯ぎしり

歯を強くこすりあわせる習慣でブラキシズムともいわれます。
強い圧力により歯の表面が摩耗したりひび割れたりと歯に負担がかかります。
顎関節に過度な圧力がかかることで顎関節症のリスクが高まります。
ストレスや不安・噛み合わせの悪さなどが原因とされています。

バッカルコリドー

笑った時に歯と口角のあいだに出来る影のこと。
歯列のカーブが強いと見える横幅が狭くなるため影が目立って暗い印象を与えます。
バッカルコリドー(影)が小さければ歯列がしっかりと見えて笑顔が華やかになります。

不正咬合(ふせいこうごう)

上下の歯が正しく噛み合っていない歯並びのこと。
歯列矯正だけでは解決できない場合もあり 骨格の問題であれば外科的治療が必要になることがあります。

フッ素

歯の表面に塗布すると虫歯予防に効果的です。
唾液に含まれるリンやカルシウムは歯を修復する「再石灰化」の働きをします。
フッ素はそのスピードを速める効果があります。

ブラックトライアングル

歯と歯の根元(主に前歯)にできる隙間のこと。黒い三角形に見えるためそう呼ばれています。
歯列矯正をするとブラックトライアングルが形成されやすいと言われています。
矯正で歯が移動する際に歯肉が減って隙間が目立つようになる場合や 歯並びが悪く歯が重なっているときには目立たなかった隙間が 奇麗に並んだとたんに目立つようになることも。
前歯の形は根元の方が細くなっているため 加齢などで歯茎がやせると歯の根本が露出しブラックトライアングルが強調されます。

埋伏歯(まいふくし)

骨や歯肉に埋まっていて生えてこられない状態の歯のことで 親知らず(智歯)によく見られます。
噛み合わせや歯列矯正に影響がある場合は抜歯することがあります。

矮小歯(わいしょうし)

平均的な大きさより小さい歯で 上の歯2番目に現れることが多いです。
歯が小さいためすきっ歯となってしまったり 長さが足りないことで隙間が目立ってしまう場合があります。

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