精密検査を経て 私はインビザラインのコンプリヘンシブという 歯列全体を動かしていくプランで治療することになりました。
その治療計画(クリンチェック)です。
なんの問題もなく計画通りに進めばいいのですが
53歳 絶賛衰え中の生身の体!
トラブルが起きたり 治療方針が変更になったりする可能性もアリ。です。
※お口の中の写真が出ます。苦手な方は閲覧注意!ですよ
矯正前の歯並びについて
前歯が出ているという悩みの他にも気になる点があります。
以前から歯医者さんに「食いしばりの癖があるね」と言われていました。
日中の生活では気を付けていますが 寝ている間の食いしばりはどうしようもない…
(歯ぎしりはしていないようです)
その結果 見事な骨隆起が誕生していました!
骨隆起とは
強い力がかかりすぎることによって骨が異常増殖し 盛りあがってしまったものです。
できる場所によって下顎隆起(かがくりゅうき)、口蓋隆起(こうがいりゅうき)、歯槽隆起(しそうりゅうき)があります。
骨隆起
実はこの骨隆起があることはずいぶん前から知っていたのですが
「みんなこうなっているんでしょ?」と思っていたのであまり気にしていませんでした。
人様のお口の中をじっくり見せてもらうことなんてなかったし…。
骨隆起は痛くはありません。そして自然に治ることはありません。
放っておいてもいいのですが 例えば入れ歯になった時など 干渉して邪魔になる場合は歯茎をはがして削るそうです。
削るって!
ムリムリムリムリムリ…!
怖いこと言わないで!
将来そんなことにならないように もっと歯を大切にしますから!
この骨隆起と一生仲良くしますから~😢
クリンチェック画像
アイテロ(iTero)で口腔内をスキャンした画像をもとに担当の先生にプランニングしていただいた治療計画の3D画像です。
治療前からゴールまでを視覚的に確認できると 治療に前向きになれていいですね!
上の親知らず以外は非抜歯で IPRと歯列のアーチを広げることで歯を並べていく計画です。
必要な時期に必要な処置をしていただきながら治療を進めます。
過蓋咬合も同時に治療します。
私は噛み合わせが深くて下の前歯があまり見えていません。(写真 左)
上の前歯が下の前歯を1/4から1/3くらい隠す程度の嚙み合わせが理想的だそうです。(写真 右)
この過蓋咬合が出っ歯を助長してるように思うのよね…現に嚙み合わせた時下の前歯が上の前歯を押していたし。
出っ歯も直したいけど 噛み合わせも大事。
これが治療方法を前歯のみの部分矯正にしなかった理由です。
噛み合わせが良くなればひどい肩こりも改善されるかも!と密かに期待しています。
正面
側面
このように横から画像を見てみると 出っ歯が改善されているのがよくわかります。
左下の親知らずが歯の移動を邪魔してしまう場合は抜くことになるかもしれません。
42枚目でここまできれいになれるなんて嬉しい~❤2クール目の噛み合わせ調節も頑張れそう!
出っ歯が改善されてEラインが整えば 横顔美人になれるかも(脱 ぷちゴボ!)
注意が必要なのは口元があまり引っ込みすぎるとお顔の印象が老けてしまうこと。
どの程度まで下げるかは本人の顔立ちなどを考慮して先生と決めていくそうです。
治療が完了するころには年齢が増していると思うと…。アンチエイジングも頑張ろう…!
マウスピース矯正はワイヤー矯正とは違って 自己管理が重要です。
装着時間を守って治療計画から大きく外れないようにする必要があります。
その代わりに毎日のお口のケアがしやすいですし
いざという時は一時的にはずすことも可能です。
治療の選択肢が増えるということは歯列矯正を迷っている人たちにとってうれしいことですね。
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